ぷあくんの日々

人と犬が幸せに暮らすために役立つ情報を発信します。

ぷあブログ一周年記念・総集編 (その2)

この一年を振り返り、ぷあ家に最も大きな影響を与えた出来事は…「菜々の旅立ち」を置いて他にあるまい。

昨年、ブログを始めた当初から菜々のカラダは確実に衰えていたが…それでも「来年の誕生日も…迎えたい」という儚い希望を持っていたことを思い出す。
結果的に…このブログは、菜々との思い出を記録するために始めた…と言っても過言ではないのである。

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菜々の体調が大きく崩れたのは、この頃からであった…
それまでは7kg以上あった体重も、この日を境にグングン減り始め、最後は4kgに満たなくなった。
ここからの日々は…菜々がゴハンを口にしてくれるだけで皆喜び…オシッコ&ウンチをしてくれたら、それで家族全員にとって幸せな一日となった。


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最後の数ヶ月の通院は…菜々にとって幸せなことではなかったのかもしれない。
いや…明らかに、飼い主のエゴの押し付けであった。
犬は…「死」を知らない。
しかし、自らのカラダの朽ちてゆくのを察して、食べず…そして飲まず…静かに自然の流れに身を委ねる。
飼い主は…ただ寄り添っているだけでよかった。
菜々が教えてくれた一番のこと。
犬は…最期の時に、飼い主が側に居るだけで最高に幸せなのだ。

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この日…灼熱の夏の青空は、とてつもなく冷たかった。
愛犬を失うという経験を、初めて真正面から受け止めた日である。
今振り返っても、自然に涙がこぼれ落ちる思い出だが、菜々と過ごした時間は、その思い出すら「悲しみ」ではなく「充実した幸せ」に変えてくれる。
菜々のいない世界でも、ぷあ家は力強く前に進んでいるのだ。

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菜々の旅立ちの後、そっと送られてきた「ニャンコス母」からの手紙は、菜々の犬生を一層幸せなものにしてくれた。
デジタルが世の中を支配する中、一文字一文字綴られた肉筆は、何よりもゴンチのココロを癒したに相違あるまい。
あらためて、思う。
犬には…人と人とを繋ぎ、そして幸せにする力があるのだ。

令和2年8月31日
この日を境に、ぷあ家は一回り成長した。
菜々のいない世界に取り残された家族は、しっかりと前を向いて歩き始めた。
旅立った者に対して残された者が出来る最高の行いとは…共に暮らした日々を「幸せな思い出」として胸にしまって、前を向いて生きてゆくことなのだ。

これだけは、断言出来る。
愛犬と共に生きた日々は、最も幸せなものである。
そして…為すべきことを尽くして愛犬を送り出すことは…その次に幸せなことなのである。


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いつまでも泣かれとったら、成仏できんがな…


-つづく-



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