ゴンチの異父異母の妹「ニャンコスさん」には、なんと母親がいる。
その「ニャンコス母」は、偉大なる黒パグ「クーパー君」に18年間添い遂げたビッグ・マザーであり、菜々に対しても我が子へのような愛情を注いでくれた、ぷあ家にとって最も信頼できる存在なのである。
その交流について触れている記事(再掲)
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家系図からいえば「ニャンコス母」にとってゴンチは、義理の娘ともいえよう。
(そのダンナのぷあくんは、さしずめ「ギリギリの息子」といったところか🙄)
そして、菜々にとってもかけがえのない肉親であった。
令和2年8月31日、菜々は虹の橋へと旅立った。
そして、それから日を置かずして「ニャンコス母」から一通の手紙が届いた…
あらためて、菜々は幸せな人(犬)生だったと思い知らされる。
直筆で綴られた一文字一文字に、菜々への愛情が溢れ、ゴンチ(オマケにぷあくん)への思い遣りがにじみ出ていた…
ゴンチとぷあくんは、噛み締めるように手紙を読んだ。
軽いはずの紙が…あまりにも重かった。
ゴンチは「ニャンコス母」を、本当の母親のように信頼していた。
ゴンチとぷあくんは共稼ぎであり、日中は常に自宅を留守にするため、菜々の容態がいつ急変するか予断を許さなくなった時、一番に助けを求めようとしたのが「ニャンコス母」である。
身を切る思いをしてでも、「ニャンコス母」に菜々を託した方が良いのでは…
しかし、菜々の最期は自分で看取りたい…
「菜々の安寧」と「自分の想い」の狭間で葛藤を続けるゴンチは、痛々しかった。
結果的に、菜々はゴンチの腕の中で旅立てたので、最高の形で「その時」を迎えることが出来た。
しかし、菜々がひとり苦しみ、孤独のうちに旅立っていたとしたら…ゴンチは間違いなく、菜々の最期を「ニャンコス母」に託さなかったことを後悔していただろう。
それだけ…心の底から信頼していたのだ。
人生でここまで人を信じることは、そうは出来ない。
そんな人と結びつけてくれた菜々は、やはり最高の愛犬だったといえよう。
今更ながら「ゴンチのもうひとりの母親」の存在の大きさに気が付かせてくれた…菜々。
親バカと言われてもかまわない。
これから、まだ気付いていない「菜々がくれたもの」を見つけていくのも、残された者の楽しみであり、菜々が喜ぶことでもある。
姿を消しても、幸せを送り続けてくれる菜々…
本当に、ありがとう。
ばぁば…幸せをいっぱい、ありがとうね♪