六実のカラダは、不具合のデパートである。
生まれながらに貧弱なうえ、アレルギーの巣窟であり、寄生虫も持っていた。
また、愛犬家にとって永遠の悩みのタネ…皮膚病にも常に注意せねばならぬ身の上である。
六実さんは、度重なるアレルギー検査の末に「なんとかコレなら大丈夫…かなぁ~?」と思われる食材が特定出来たので、それを元にゴハンやオヤツは厳選して与えているのが現状だ。
ただ…散々検査しておいてナンだが、犬のアレルギー検査というものは、正直アテにならぬところがある(獣医師いわく)ので、検査結果に縛られ過ぎるのもよろしくないそうだ...(どないせぇっちゅうねん!?)
なお、六実のアレルギーの様子についてはコチラ↓↓↓
www.poorkun.com
この後、全三回に渡るシリーズものになってしまった...
そして、週に1回は必ずシャンプーをする。
内科的なことは、疑心暗鬼でも食事に気を付けるしかないが、カラダを清潔に保つことは素人でも物理的に可能である。
よって、動物病院で勧められた抗菌効果のあるシャンプーを使用して週1回、日曜日の入浴を怠らぬ…を鉄則としている。
しかし...それでも皮膚病は発症するのである。
毎日、六実のカラダ全体を触り、体毛を逆撫でして皮膚の様子確認をルーティンとする、気色悪い飼い主・ぷあくん。
ここ最近は小康状態を保っていた皮膚の状態に、再び異常が見られたのだ。
わき腹を痒がる素振りを見せるので、カラダをくまなくチェックしてみる😥
すると...いつもよりも多くの出来物(ニキビ)が確認された。
獣医師の診断を受けたわけではないが、症状から考えるに「膿皮症」であることは間違いあるまい。
写真では見にくいが、かなりの大きさ
隆起が大きく、触るとその大きさが分かる
色はひどく変色しているわけではないが...
確認できるモノだけで10箇所を超える。
特にデカいものの位置を特定して、六実さんの「ニキビ・マップ」を作ってみた
背中~腰に集中している😥
恐らく、他にもあるのだろうが、指で触って確認できるモノだけでもかなりの数である。
その後、獣医師に診てもらい、カンタンな検査(セロテープを皮膚に貼り付け、付着したものを顕微鏡で見る)の結果、やはり「膿皮症」と考えるのが妥当のようで、1週間分の飲み薬を処方してもらい、1週間後に再度受診するよう指示を受けた。
愛犬家にとっては常識的な疾病だが、かなり懇切丁寧な説明を受けたので、その内容を付記する次第である。
【膿皮(のうひ)症】
犬の皮膚に常に存在する菌のひとつであるブドウ球菌が、異常に増えたときに起こる皮膚の病気で、健康な皮膚では菌が異常に増えて皮膚病を起こすことはないのだが、ほかの皮膚の病気や免疫力の低下、誤ったスキンケアにより、皮膚の抵抗力が失われてくると、細菌が異常に増えて症状が出てしまうそうだ。
病変が表皮内にかぎられる「表在性膿皮症」と、もっと深いところに起こる「深在性膿皮症」があるようで、後者はマジでヤバイらしい。
症状が軽ければ、長くても3週間程度の内服薬による治療で改善するが、悪化するとかなり長い期間を治療に費やすと説明を受けた。
なお、病原菌による疾病のため、アレルギーが直接的な原因になることはないとのこと。
それにしても...これまで何度、薬をもらったことか...
一般的な薬と、良く効く薬の二種類を処方しておきます...との説明を受ける。
素人考えでは「ほな、良く効く薬だけでええやん...」とは思ったが、なにかしら理由があるのだろう。
とりあえず、今は獣医師の言うことを聞いて、様子を見るしかあるまい。
愛犬にとって一番のストレスは、飼い主が過敏になって、アレコレ構いすぎる事かも知れないのだから...