六実さんは、アレルギー持ちである…
よって、アレルギー持ちの愛犬を持つ苦労は、かなり理解出来るところである。
六実さんのアレルギー問題発覚の日は、突然やって来た…
それまでは、何の変哲もない日々を送っていたのだが、ある日、ゴンチが帰宅すると、そこには見かけない生き物がいたのである…
本来なら、この愛くるしい六実がいるはずだった。
しかし、そこにあったのは…
アレルギー反応で、変わり果てた六実の姿だった…
慌ててゴンチが動物病院に担ぎ込み、注射を打ってもらい、数時間後にいくぶん回復。
ちょっと、面白い…(汗)
いや、冗談ではなく…なんとか事なきを得たのだが、ひとつ間違えば命すら危うい状況だったといえよう。
我が家では、これを境に六実のアレルギー対策に追われることとなった。
まず受けたのが、アレルギー検査である。
かかりつけの動物病院で、ゴッソリ血を抜いて検査に出すと…
出るわ出るわの、アレルゲンの数々…
まさに、六実の肉体はアレルゲン王国であった!
鶏肉ダメ、豚肉ダメ、鹿肉ダメ、大豆ダメ…あらゆる食べ物ダメダメダメの三三七拍子である!
ふざけるつもりはないのだが、これでは食べるものがなくなってしまう!
検査結果表には、食べることの出来るドッグフード一覧が併記されていたが、その数はほんのちょびっとであり、しかも全て療養食なのである。
やむなく、その療養食を与えると、これが食べないこと食べないこと…
人間でも、入院食は嫌なものだからなぁ…
いうてる場合ではなく、なんとか食べてもらおうと低アレルゲンの馬肉をトッピングするなど、工夫に工夫を重ねた結果、なんとか食べてくれるようにはなったのだが…次なる問題が発生したのであった。
太った!
(ゴンチのインスタより)
食べ物が変わったせいか、ウンチの量と回数が激減して、全て血となり肉となり…適正体重を大幅に上回るに至ってしまった。
こうして、ぷあ家では、新たなる問題に立ち向かうことになったのである…