先週の日曜日に「ワクチン接種」を受けた六実さん。
獣医師からは、一週間のシャンプー禁止と激しい運動を控えるよう指導された次第である。
ぷあくんも愛犬家のはしくれ…それは承知している。
その前日、すでにドッグランでの運動とシャンプーを済ませており、万全の態勢で「ワクチン接種」に臨んでいたのだった。
ところが、ワクチン接種当日の夜から六実さんの様子がおかしくなった。
夕方、頑張って注射を受けたご褒美に鶏肉をトッピングしたゴハンを差し出したところ、少しだけ口にした後、ゆっくりとその場を離れてしまったのである。
何をするわけでもない…
床に座るぷあくんの膝の上に乗り、ボンヤリぷあくんを見上げるだけで、ジッとしたまま動かないのだった。
異変に気付いて慌ててゴンチを呼ぶと、今度はゴンチに抱かれてグッタリした様子となる。
グッタリ…
こんな時、女性は落ち着いたものだ…
「注射の痛みが残ってて、食欲がわかないだけだよ」
コトも無げにそう言うと、さっさとゲージに仕舞い込んでしまった。
しかし…「狂犬病予防注射」の時も、そうだった。
ムダにモノを考えるぷあくんは、ゲージの中でうずくまる六実さんを見て…つくづく考えてしまうのである。
元々、ぷあくんは「ワクチン接種」をはじめ、一般的に行われる定期的な注射や投薬の必要性に疑問を持っている。
「混合ワクチン」ならばまだよいが、もはや国内では消滅したと考えられる「狂犬病予防注射」は、健康な犬のカラダにも大きな負担を強いることから、かなり否定的である。
個人的には…病気予防というより『万一、飼い犬が他人に咬傷を負わせた時に、「狂犬病予防注射を受けてなかった」という事態にならぬため』…に、受けるものと心得ている。
こう言うと…決まってゴンチに罵られるのだが、それは偽らざる本心である。
賛同を得ようとも…思わない。
とはいえ、法律で義務付けられたモノならば、否応なく従わねばなるまい。
しかし、法的な義務がないにも関わらず…ただ「みんながしてるから」「そうなっているから…」と、科学的根拠を踏まえず大衆の流れに盲従することは「是」とすべきでなく、とりあえず一旦立ち止まるべきと考える。
「常識」「慣習」により行われているコトが全てデタラメとは思わぬが、それにより得られる「利益」と、愛犬のカラダが受ける「健康的負担」を科学的に理解し、秤にかけるワンクッションが必要なのではなかろうか。
少なくとも「混合ワクチン」は、本当は毎年受ける必要性はなく、3年に1度…しかも血液検査により確認できる抗体のない疾病に対するワクチン接種で十分とする報告もある。
しかも、抗体検査証明をもってワクチン接種証明の代わりにもなるのだ。
しかるに…すでに犬のカラダが抗体をもつワクチンを打つことは、ただアレルギー発症のリスクを負うだけ…との見方も出来よう。
それでもなおかつ…「混合ワクチン接種」「狂犬病予防注射」「フィラリア予防薬」等を投与し、我が子のカラダに負担を強いるのならば…しっかりとその意味を知り、覚悟を持たねばならぬ。
万一、しなくてもよいことをして…それにより我が子の身に不幸が訪れた時、どれだけの後悔が自分を襲うのか、ココロに留め置かねばならぬ…と、考えるのであった。
パパ…めんどくさ~い
-おしまい-
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