この週末は菜々さんの16歳の誕生日を祝って、お泊まり旅行のはずだった。
しかし、降りやまぬ雨は日本各地に大きな災害を引き起こし、ぷあ家が向かおうとした伊豆半島にも、土砂崩れなど多大な被害を与えていた。
苦渋の決断で、延期の決定をした。
本来ならば、今回はこの誕生会旅行の宿泊地について綴るはずであったが、これでは記事にならぬ。
しかし、今回宿泊するはずだった宿「むつみ庵」は、昨年も菜々さんの誕生日祝いで宿泊して、ぷあ家史上最高峰の「愛犬と泊まれる宿」として記録と記憶に残っている。
せっかちなぷあくんは、我慢出来なかった。
よって、今回ぷあくん的にどうしても取り上げて紹介したい一心から、過去の宿泊記録を掘り起こし、ここに綴ることにしたのである。
では、早速いってみよう！
愛犬と泊まれる宿 －むつみ庵－
「むつみ庵」は、伊豆半島の先っぽの方の河津町にある宿である。
河津町といえば河津桜で有名だが、そこを目指す主要なルートのひとつが、かの有名な天城山の峠を越える「天城越え」である。
今でこそ、伊豆半島を貫く伊豆縦貫道が整備されつつあるが、ひと昔前は河津町や下田といえば、中央にどっしりと山が居座る伊豆半島を、絹糸のように心細く繋ぐ山道を頼りに、恐る恐る目指さねばならぬ場所であった。
途中、こんなすごい道路(ループ橋)もある。
そして、そのさらに先に河津町があり「むつみ庵」があるのだ。
じゃん
ここに到着する直前まで、山岳地帯の様な急坂を登り続けるだけに、この建物の綺麗さは一層際立つ。
美人の女将さんに出迎えられ、チェックイン。
実は、昨年も終日雨が降っていて、山々の向こうに広がる海も影を潜めていた…
無念…
建物の裏側は山になっている。
廊下は山側に面している。
雨の日は、渡り廊下が室内ドッグランとなっていて、雨天時トイレゾーンも完備している。
走るぷあくんと六実
トイレは、こちら♪
菜々さんと六実さんが、さっそくクンクン…
足洗場に加え、犬のウンチを流す水洗トイレまである💦
このトリミングールームで、菜々＆六実をしっかり洗浄🚿
屋外ドッグランはもちろんのこと、特筆すべき設備は枚挙にいとまがなく、痒いところに手の届く、まことに充実した宿となっている。
室内でのワンコは、ベッドの上や浴室以外は基本的にフリーで、窮屈さを感じさせない温かみのある雰囲気であった。
部屋も立派な造りで、窓からは海を望めて見晴らしは申し分なく、浴室は室内にあり豊かな温泉をたたえている。
ぐはぁっ、六実さんは入ってはいけませんっ！
そして、夕食が美味この上ないのであるっ！
じゃーん！
このアワビが絶品だった。
これでは、ビールが進まないほうがおかしい。
あまりの旨さに、アホになるぷあくん
こうして十二分に満足した一行は、夜の更けるを待たずに眠りについたのだった。
そして、翌日。
朝食もコダワリを感じさせる美味を堪能させてくれた。
じゃじゃん！
女将さんいわく「究極の卵かけごはん」
これが、また旨いのなんの…
そして、朝食を終えた後に過ごす、チェックアウトまでの穏やかな時間がたまらん。
窓の外を眺め、何を思うや菜々さん…
こうして、雨天の中でも何一つ不満のない時間を過ごさせていただき、良い思い出しか残らない一泊二日であった。
結論として、ここ「むつみ庵」は、施設・設備・ロケーション・食事・接客対応・犬に対する理解と、どれを取っても申し分ない「愛犬と泊まれる宿」であることを記して、この稿を締めるとしよう。
ずいぶん、長々コッテリ書きまくってしまった💦
ぷあ家では、今月中に再び「むつみ庵」を訪れて、またしても菜々さんの誕生会をする予定だが、その様子はアッサリ味で綴ろうと思うのであった。
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