ぷあくんの趣味にはランチュウの飼育がある。
金魚歴は20年以上になり、その間あらゆる種類の金魚を飼育してきたが、現在は細々と数匹のランチュウの世話をするのみとなっている。
ぷあ家に2匹のランチュウを迎え入れたのが7年前。
偶然にもその2匹のランチュウはオスとメスであり、翌年・翌々年に大量の卵を産み孵化するに至ったため、その名を「父ちゃん」「母ちゃん」と命名した次第である。
その後…数年で「母ちゃん」は死んでしまうが「父ちゃん」は新しいランチュウ…その名も「ノチゾエ」を迎え入れ今日まで逞しく生きてきた。
www.poorkun.com
そして、この世に生を受けてから7年あまり…
令和4年7月24日の朝…まるで生きているかの様な姿で、動かなくなっていた。
庭に深い穴を掘って、そっと入れて土をかぶせた。
ゴンチが気を利かせて線香を立ててくれた。
7年間、お疲れ様…
ランチュウの寿命は適切な飼育環境であれば10年前後という。
適切とは言い難い環境で、よく頑張ってくれた…
在りし日の「父ちゃん」の動画を見つけてYouTubeにアップしてみた。
youtube.com
ぼんやりと…寂しかった。
「父ちゃん」の血を受け継ぐランチュウは現在3匹おり、今年で5歳になり、名前が「ボス」「オジロ」「豆太」といい、全員オスである。
今年3歳のメス「ノチゾエ」は健在のため、一緒に飼育すれば「父ちゃん」のDNAが受け継がれないか…などと期待している次第である。
今のところ…ひとりになった「ノチゾエ」は、睡蓮鉢の中で寂しげにじっとしていた。
あたしゃ未亡人ですが…
－おしまい－
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