思いもよらぬ知らせは突然やってくる…
心の準備などする暇もなく、容赦のない現実を目の当たりにされ、衝撃の事実が我が身をえぐるように貫くのである。
先だって、六実さんの左前足の脇の下に出来物が確認され…慌てて掛かり付けの動物病院へ駆け込んだところ、「ダニに刺されたようだ」との診断を受けた。
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思い当たる節もあり…心穏やかならずも、大事に至らず胸を撫で下ろした次第だが、毎日観察を続けるも…一向に回復する気配はなく、むしろ悪化する様相を呈するに至った。
痛々しく…
これは容易ならざる事態と、今回再び獣医師に診察してもらったところ、その診断は…
「これ、腫瘍だよ」であった。
にわかに動揺し心揺れる飼い主を見て、獣医師は言葉を継いだ。
「悪性のものではない…と思うので、しばらく様子をみよう。」
獣医師の言葉は聞こえていたが「腫瘍」というワードの前には、何を聞いても心が緩むことはなかった。
二年前、「菜々」の命を奪ったのも「腫瘍」であり、日に日に痩せ細る愛犬の姿をありありと想起させる…最悪のワードなのだ。
帰りの車内…六実は終始キョトンとしていた。
不思議なものだ…
最近の六実の体調はすこぶる良く、一度散歩に出掛けると一時間を超える耐久散歩になることもザラである。
「悪性のものではない…と思う」
実際…そうなのだろう。
しかし、飼い主からすれば、悪性か良性か…の二つに一つなのである。
自宅に戻り、しばらく休憩した後…六実と二人で散歩に出掛けた🐾
この日は、二時間近くの大旅行散歩となった💦
その間、六実とたくさんお話をした。
縁起でもない話もした。
六実は、やはり…キョトンとしていた。
-おしまい-
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