静岡県内のパグラーを中心として活発な活動を…したりしなかったりする集まり「静岡組」には、たくさんの可愛いパグズがいる…そして、いた。
新しい生命が舞い降りることがあれば、永く輝き続けた命が消えゆくこともある。
その命の繋がりこそ、かけがえのない絆を紡いできた軌跡と考える次第である。
令和4年3月4日。
パグ仲間「静岡組」の創成期から常に中心的な存在であった「てんちゃん♀(享年15歳)」が…虹の橋へと旅立った。
創成期メンバーとしては…最期の一人だった。
胴が詰まってコンパクトなカラダが特徴的でキュートなパグ…てんちゃん。
背中をカキカキしてあげると最後…止めたら吠えて抗議するので、エンドレスになってしまった…てんちゃん。
ドッグランで遊んでいる途中でも、オートバイの音を聞くと、ギャワギャワ吠えながら飛んで行った…てんちゃん。
「てんちゃん」は、真夏の暑い中…菜々のお葬式にも駆けつけてくれた…
屋内でテレビで競馬を見ると…これまた吠えに吠えたもので、一口馬主のぷあくんは肩身が狭かったことを思い出す💦
バーベキューには毎回参加していた
六実とも仲良くしてくれた💕
「てんちゃん」に最後に触れたのは…新しい命「ちゃんこ丸」の子供たちに初めて会った日であった。
まだまだ大丈夫…と思った。
しかし、病魔は確実に「てんちゃん」のカラダを蝕み、その生命の火を小さくしていた。
新しく生まれる命の陰で…ひっそりと消えてゆく命。
「生」が善で「死」が悪なのではない。
新しい「命」と出会い、その「命」と共に幸せに生きることは…最も素晴らしいことである。
そして、為すべきことをし尽くして、その「命」を見送り失うことは…その次に素晴らしいことである。
一昨年…最愛の菜々を失った時に、何度も心の中で繰り返した言葉。
大切なことは、為すべきことをし尽くすことである。
てんちゃん…
虹の橋のたもとには…みんな待っているから、なにも心配はいらないよ。
向こうでも、元気でね。
－おしまい－
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