今年に入って早々に、パグ仲間「静岡組」の「りき君」が虹の橋へと旅立った。
一昨年の8月、我が家の菜々が先立った時には…しっかりとした足取りでお葬式にも駆け付けてくれた「りき君」が、奇しくも菜々と同じ16歳の生涯を閉じた。
当たり前の話だが、命はいつか消える。
そして、先に生まれた命から順番に消えてゆく。
そんな、決まり切った摂理が、妙に…鋭利に身に突き刺さり、漠然とした絶望を感じる出来事だった。
ぷあくんにとっての愛娘は「菜々」「六実」「弥栄」である。
今から10年前…ぷあくんが富士宮の街で暮らし始めた時、その傍らには菜々がいた。
ゴンチと菜々、そしてぷあくんの三人は…小さく素朴な生活を送っていた。
そこに、6年前…六実が加わって4人家族となり、日常が一気に活気づいた。
そして…その後4年間の幸せな時間を過ごした後、一昨年に菜々が静かにいなくなった。
再び3人家族となり、静かな生活を送る中で、昨年に新しい家族・弥栄が迎え入れられた。
また4人家族となったぷあ家は、かつての大賑わいを取り戻して、日々の生活に楽しく追われることとなった。
しかも、弥栄の同腹の姉妹「歩夢(ポム)」が家族同様に加わり、今はもう…まるでお祭りのような時間が目の前を行き交っている💦
ふと、思った。
次にいなくなるのは…六実か。
弥栄を迎え入れずとも、時が来れば訪れる運命なのだが…新しい家族を迎え入れることにより「命の順番」というものが、妙な現実味を帯び…確かな存在感をもつようになった。
馬鹿馬鹿しい。
犬は、過去のことはあまり思い出さないという。
犬は、未来のことは考えないという。
ただ、今だけを一生懸命生きるという。
人間だけが過去に縛られ、未来を恐れる。
菜々の最期の1ヶ月を振り返る。
1日1日…ひたすら「命」支えた時間だった。
間もなく「死」を迎えることは分かりきっていたが、「今」だけに必死だった。
その結果…菜々が逝き、今回…りき君が逝った。
結論…のようなもの。
命の順番とは…結果であり、予定ではあるまい。
誠に…つまらないことを考えてしまった次第である。
-おしまい-
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