令和3年8月7日…
午前9時に、ぷあ家一行は弥栄たんの手術のため、かかりつけの動物病院へ向かった。
もちろん、六実さんも一緒である。
家族4人は、肩を寄せ合うかのようにクルマに乗り込み、富士山の裾野を登って行った次第である。
弥栄たんは、どこか楽しい場所に行くと思ったのか…ウキウキとはしゃぐ姿が切なかった。
どこ行くん？
六実さんもクルマでのお出掛けは大好きゆえ、テンションは否応なく高まる💦
涼しいところがいいわね🎵
富士山も美しく、絶好のお出かけ日和…
ところが、着いた先は鬼門の場所…動物病院であった。
あれっ？
やや気後れする弥栄たん
土曜日の朝イチゆえ、かなり混んでおり…一行は屋外で待機することとなった。
なんなん？
六実さんも心配しているのだろうか？
しばらくして、診察室に通され簡単な問診や体重測定を行い、いよいよ本日の主役を引き渡すこととなった。
よろしく…お願いします😢
不安げな弥栄たんを残して、後ろ髪を引かれる思いで動物病院を後にする…
聞くところによると、痛み止めの注射を打ってから約4時間後に手術が行われるとのこと。
そして…この動物病院では手術の様子を窓越しに見ることが出来るので、無意味とは思いつつも…その時には立ち会って見守ることとした。
そして、ソワソワ落ち着かぬ時間を経て、病院に駆けつけた頃には…手術はすでに終わろうとしていた💦
痛々しい姿で…
しばらくして、麻酔から覚めた弥栄たんが看護師さんに抱えられて、術後の集中治療室(箱？)に入れられる👀💧
頑張ったね…😢
今夜一晩は入院して様子を診てもらうこととして、一行は病院を後にしたのであった。
外に出て、空を見上げた。
しっとりと湿った夏の空気が立ち込めていた。
雨の匂いが薄く流れてきて、富士山の姿は雲に隠れていた。
とりあえず…ではあるが、手術中の事故は発生せず、少なくとも最悪の結果は免れたと…ものすごく大袈裟に考えて安堵した次第である💧
怖かっただろうな…
不安だったろうな…
翌日…家に帰ったら、久しぶりに肉缶を開けてあげようね。
そんな決め事をして、帰り道…昼間から祝杯を上げたのであった🍺✨🍺
乾杯🎵
－つづく－
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