犬の…人間社会への進出はとどまることを知らぬ。
しかし、一方で…犬の自然な状態は、人間社会において必ずしも全て許容されるものではない。
自然の中で共に生き抜くパートナーではなく、愛玩用のペットとして人間の生活に溶け込んだ犬は、否応なく自然の姿を変えざるをえないのだ。
今や…飼い犬の去勢・避妊手術は愛犬家としての常識といえるのだが、生き物が本来具備すべき繁殖能力を人工的に取り去ることは、まさに自然への冒涜ともいえよう。
しかし、次代の子を不要とするのならば、将来的に一定の病気や障害をほぼ100%予防する去勢・避妊手術は、「人間に可愛がられるため」という…そもそもの産み出された目的を踏まえれば、いかにも合理的な施術なのである。
ヒトに産み出された命…
ヒトにとって都合の良いカタチに…
今月…弥栄の姉「ポムちゃん」が、先んじて避妊手術を受ける…
頑張ってね…😢
そして、来月は弥栄が…😭
パパ…どうしたん?
何も知らぬままに麻酔をかけられ、臓器を失う愛娘を…言葉もなく見つめるのみである。
医学の世界には「鬼手仏心」という言葉がある。
現代においても、人体にメスを入れる医療があるのだが…その「鬼」のように残忍な行いをする「手」の持ち主の「心」は、命を救う「仏」なのだ…という意味である。
長い犬生を考えた上で…極力病気のリスクを低減させることは、まさに「鬼」の姿で施す「仏」の所業なのだ。
ただ、麻酔や術式のプロセスにおける事故だけは…怖れ、起こらぬことを願うしかない。
それが、どこまで行っても…辛く苦しいのである。
二人とも…戻ってきたら、美味しいものをいっぱい食べさせてあげるからね😭
-おしまい-
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