パピーパグは、とてつもなく可愛い。
丸々と太った鈍重な姿で、あちこちコロンコロンと転げ回る様など…その破壊力は計り知れぬ。
しかし…それと同等、いやそれ以上に愛しく感じるのが、長い年月を経て熟成されたシニアパグなのではなかろうか。
先日、久々にパグ仲間が集まる機会があった。
人間5名にパグズ4匹と規模は小さかったが、ゆったりとパグ談義に花の咲く有意義な時間であった。
わいわい✨
集まった名目は「プチバーベキュー」🔥
このバーベキューについてはすで取り上げたが、今回は当日触れ合ったシニア・パグズを見て思ったところを色々綴ってしまうのであった。
りきくん(♂・15歳)
当日、場所を提供してくれた「なかちゃん&まささん」の秘蔵っ子。
持病を抱えるも、この年齢にして足腰はしっかりしていて、よく動き回る老雄である✨
なめこちゃん(♀・10歳)
保護犬として迎えられ、りきくんの兄妹として仲良く暮らす小柄なお転婆ちゃんである。
かつては、ぷあくんと目が合ってはギャワギャワ吠えられていたものだが、今ではおっとりと近寄ってくれる。
可愛いのだが、一抹の寂しさもある😥
てんちゃん(♀・14歳)
「ゆかちんさん」の愛娘であり、詰まった胴と短い足がチャームポイントのアイドルパグである。
背中をカキカキさせたらエンドレスの快活女子であり、かつてはテレビに映る動物や道を走るバイクを目の敵にして、吠えまくって走り回るお転婆さんでもあった。
短足においては、六実さんもヒケはとらぬ。
というわけで、「てんちゃん」と短足比べをしてみた。
ひ、引き分けであろうか…
今回、六実さんは唯一の一桁年齢(5歳)で、さすがに見た目も動きも若々しいのだが、スローなシニアパグの空間にあっては、その若さには不思議な物足りなさを覚えた次第である。
若さは美しさよ✨
犬は…年を重ねることにより、飼い主にとって…ペット以上の存在となる。
迎え入れられたパグの…みずみずしい生気は家全体に広がり、しっとりと家の…生活の一部となり、年を経るほど「そこ」に深く根ざす。
家の一部というより、飼い主のカラダの一部が如く、当たり前のように、「そこ」にあるようになる。
当たり前の存在の意味など…考える必要もない。
ただ、可愛くて可愛くて…自分のココロとカラダの一部がそこにあるように、一緒に居るだけだ。
昨年、旅立った菜々もそうだった。
自力ではほとんど動けなくなったが、飼い主のワガママで催した最後の誕生日祝い旅行は…生涯忘れまい。
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なんとなく…だが、「飼い犬は、老いが始まって初めて…本当の愛犬になるのかも知れない」…などと、少し思った。
アタチは若いから、まだまだよ💥
-おしまい-
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