六実の性格がネコ化してきたと、ゴンチは言う。
とにかく素直ではない…と指摘する。
普通のパグであれば、大抵は飼い主にベッタリで、行くところ行くところ何処までも付いてくるものだ。
しかし、六実は普段は飼い主と一定の距離を保ち、手を出してカラダに触れられようものなら、跳ねるように身を翻し避けるのである。
そんな「ネコ六実」は自分の中の部屋(ゲージ)が大好きである。
気が向かなければ、いくら呼んでもゲージの中に居座りテコでも動かぬ。
ここはアタチの城よ
しかし、ぷあくんとゴンチがその場を離れて遠くで喋っているのを聞き付けると、騒ぐわ騒ぐ…なんとかしてゲージから出せと暴れるのだ。
ある日、ゲージの入り口はしっかり閉めたはずが…なぜか六実さんの姿が忽然と現れる現象が起きたのだ。
脱出後も入り口は閉まっており、正規のルートから出てきたわけではない。
正門は間違いなくクローズ👀💧
あるとすれば…たまに閉め忘れるトイレトレーの取り出し口なのだが、まさかデブの六実さんがここを通り抜けることが出来るとは思えぬ…
ともあれ…脱走の手口を検証するため、同じ状況にて実証実験を試みた次第である。
まさにネコ…
引田天功顔負けの脱出劇であった。
こうして脱出法を突き止めたぷあ家では、その後厳重にトレーの取り出し口を封印するようになったことは言うまでもない。
とはいえ、日々新しいカオを見せてくれる愛犬は…どこまでも可愛く愛おしく感じる次第である。
苦労したんだから、ご褒美よこしなさいよ💢
-おしまい-
※本ブログで発生した収益は、すべて「出逢いの森」等の保護犬愛護団体に寄付いたします😉
「出逢いの森HP」↓↓↓
deaimori.com