その時は、突然訪れた。
先週の土曜日、いつものようにゴンチが子犬紹介サイトを嘗めるように眺めていたところ…比較的近くのブリーダーで、産まれたばかりのパグがいるという情報を入手したのだ。
生後間もないため、最近ようやく目が開いたばかりという…まだ個体の特徴も明らかでない段階であるゆえ、見学はまだ時期尚早とも思われる。
しかし、その日の朝にサイトをチェックして偶然見つけた子が、ホンの一時間余りで行ける場所に居るのである。
何かの「縁」かも知れぬ。
コロナ禍の訪問であるゆえ、恐る恐る電話をかけて見学の可否を確認する…
すると…「ぜひ、お越し下さい」との快諾を得たことから、急遽、その日の内に現地を訪れることとしたのだった。
冷たい雨が降っていたが…ぷあ家のココロは熱い🔥
山を越え
湖を越え
やって来たのは山梨県南アルプス市のブリーダーだった。
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子パグが産まれたのは昨年の12月28日。
男の子3匹と女の子1匹の4匹なのだという。
15時過ぎに無事到着。
さっそく店舗内に侵入を果たすと、女性の店主が暖かく迎えてくれた。
当日の店舗は外観が修繕中のため防護幕で覆われていたが、店内は明るい雰囲気で、ところ狭しと置かれたゲージの中にワンコたちが収まっていた。
そして、子パグとの待望のご対面を果たす👀💕
じゃん✨
じゃじゃん✨✨
今回産まれた唯一の女の子で、コロンコロンとしたカラダがたまらなくカワイイ…天使のような子パグであった😊
お母さんパグも見学可能とのことで、奥の個室に案内されてご対面を果たす👀💧
おお…
男の子三匹もイモムシのようにうごめいている💦
なんとも貫禄のある母親である。
聞けば、まだ今年で3歳とのことで、今回が二回目の出産だったらしい。
さすがと言おうか…今年6歳になる六実よりも、よっぽど威厳を感じる💦
六実さんも、興味津々…
現時点では…子ども達の個性はハッキリしないが、親を見る限り、容姿に問題は無さそうだ😅
父親の血統の調査も万全で、遺伝的な問題点も確認されていないとのこと。
母パグのお母さん…つまりお祖母さんパグもいた👀💧
すでに繁殖は引退して悠々自適な生活とのこと…
現時点での購入云々は言えぬが、迎え入れることとなった場合の手続きについて、ゴンチは詳細な説明を受けていた。
店主の説明では…この子パグ達は、2月中旬以降にブリーダー負担によるワクチン接種を行った上で引渡しが可能となるとのこと。
子犬を引き渡すまでのプロセスとして…ネットを通じて購入を申し込まれることもあるそうだが、実際に来て見て触って検討してもらうことが一番だと言う。
それもしかり…
購入者が子犬を品定めする一方で…売り手も購入者の値踏みをしているのであろう。
この日、ぷあ家以外にも来店する客が何人かいたが、それらの対応もしっかりしており、命を扱う人としての感覚はとても良く感じたことを記しておく次第である。
一時間ほど滞在した後、ぷあ家一行は後ろ髪を引かれる思いで店舗を後にした。
帰りの車内で、あれやこれや…果てしない感想及び評価、そして今後の展望を話し合った。
次の子を迎えるのならば、その決定は全てゴンチに委ねられている。
もし、迎え入れるのならば…これから長い長い道のりを共に歩む家族となるのだ。
すぐには、決められまい…
全ては「縁」である。
薄暗くなりつつある雨の中、家路を急ぐ
そして、ゴンチの膝の上でノンビリくつろぐ六実さんに目を向ける…
妹が出来ても、大丈夫かな？
－おしまい－
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