昨年の夏に菜々がいなくなり、一人っ子になってしまった六実さん…
最近、ようやくひとりにも慣れてきた様子だが、それに伴って、菜々がいた頃にはなかった仕草や行動が見られるようになってきたことについて綴る次第である。
かつて、六実はゴンチとぷあくんが休日で家に居ても、朝ゴハンを食べた後はゲージの中にいれば、日中は静かなものだった。
しかし、菜々が居なくなって暫くすると、朝ゴハン後にゲージに入れてもキュンキュン悲しげな声で鳴くようになったのである。
菜々がいなくなって寂しいのかな…と、切なくなるぷあくん。
ゴンチは「ほっときゃいいのよ」と、冷徹に突き放すが…ぷあくんは、どうしても気に掛けて再び散歩に行ったり、家の中で戯れてオヤツを与えたりしてしまう。
ねぇ…オヤツちょーだい💕
ちょーだいってば💢
時には催促のあまり吠えられる始末💦
それが、六実のワガママを助長していると…ゴンチは糾弾する😞
また…六実さんの散歩は九分九厘ぷあくんが連れて行くのだが、そのコースはいくつか決まっていて、その日に六実さんが選んだコースをぷあくんが付いて行く…という感じである。
菜々お姉ちゃんがいないお家は寂しいから、気を晴らすために好きなところを歩いていいよ💕
じゃあ、アタチに付いて来なさい
「それがよろしくない」…と、ゴンチは断罪する😞
犬は飼い主の意向に従うようにしつけねばならず、人が犬の思い通りにさせると、果てしなくワガママになってしまうのだ…と。
菜々なきあと…ぷあくんの意識は全て六実に集中してしまい、必要以上に気に掛けてしまっている…
六実が、自ら変わったのではない。
菜々を失った飼い主(主にぷあくん)が、六実にムダに気遣いをして、ワガママ犬に仕立て上げていたのだ。
飼い犬の…やることなすこと、全て飼い主の責任である。
犬を、甘やかしてはならぬ。
なんでもかんでも犬の思い通りにさせず、時には毅然とワガママを封じることは…愛犬に苦痛を与えることではない。
飼い主との力関係が「そういうもの」だと知らしめて築く安定が、むしろ犬の心に平安をもたらすのである。
いつまで経っても、未熟飼い主のぷあくん…
果たして、今後どれだけ成長出来るのだろうかと…自問しながら、珍しく静かな六実さんを覗いてみる。
寝ている六実さんは…たまらなくカワイイのであった💕
-おしまい-
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