ぷあくんの日々

人と犬が幸せに暮らすために役立つ情報を発信します。

菜々がいなくなってからの六実を思う

今年…愛犬・菜々を失い、悲しみに包まれたぷあ家。

16年間に及ぶ年月を、菜々と共に生きてきたゴンチ…
その半分の8年間であるが、人生で初めてしっかり愛犬の面倒をみることが出来たぷあくん…


人間は「死」というものを知っているので、愛犬の死を悲しむことも出来るし、時間と共に気持ちの整理も出来る。

しかし、犬は「死」というものを知らない。
ゆえに…菜々と24時間365日一緒に過ごしてきた六実が、菜々の姿が消えたことを、どのように受け止めたのか…知る由もない。

f:id:poorkunzz:20201202202157j:plain
ーまだパピーの六実と活気に溢れた菜々さんー


菜々は、いよいよ最期を迎えようとした数日間…ゴンチの部屋で夜を過ごし、そして朝を迎えた。
その数日間も六実は、自分のゲージで寝起きしていたのだが、夜中に菜々が隣にいないことが不思議であったろう。

朝、六実をゲージから出すと、一目散に菜々のところへ駆け寄ったものだった。
そして、弱々しく膨らみ萎む菜々のお腹をクンクン嗅いで、ようやくホッとしたのか、その後はいつも通り飛び跳ねて朝ゴハンの催促をした。

f:id:poorkunzz:20201202202429j:plain
ー最後に菜々さんと一緒に帰省したは、昨年の秋だったー


最期の朝…菜々は亡骸となって、そこにあった。

それでも六実は、これまでと変わらず一目散に菜々の元に駆け寄り、クンクンと匂いを嗅いで、そして朝ゴハンを食べた。


その数時間後…菜々が骨になっても、何のことかもわからぬ六実は、キョトンとしてぷあくんの口を舐めていた。

f:id:poorkunzz:20201202202826j:plain
ー菜々の誕生日祝いは、必ずお泊り旅行だったー


それから暫くは…朝にゲージから出ると、一目散にゴンチの寝室へ駆け込むことをやめなかった。

菜々を探しているのだろうか…キョロキョロ辺りを見回して、うろついた。


昼間、ゲージの中の六実をリモートカメラで観察しても、菜々のゲージ側にピタッと寄り添い、見えない菜々の姿を見つめていた。

f:id:poorkunzz:20200930220402j:plain
ーしばらくは、菜々のいないゲージ見つめていたー


ゴンチは「六実は、私が菜々をどこかに消してしまったと思っているみたい…」と、口にした。
不信の目を向けられ、よそよそしい態度を取られたという。

そんなことはないと思うのだが…

f:id:poorkunzz:20201202203556j:plain
ーひとりっ子になってしまった六実ー


ただ…菜々の死を境に、六実のココロとカラダには明らかな変化があったのは確かだ。

まず、カオが老けた💦

f:id:poorkunzz:20201124203251j:plain
ー口の周りが白くなったー


そして、かつて勢いよく登った階段も、ゆっくり丁寧に登るようになった。


皮膚病になって、病院にも行った😥
www.poorkun.com


ドッグランに連れていっても、走り回ることなくトコトコ歩き回るだけに終始することもザラとなった。
大の仲良し「アルミちゃん」とも、いつぞやのように弾けるような駆けっこは見れなくなった。

f:id:poorkunzz:20201202203439j:plain
ーキョトンとしているー


なんとも、寂しい限りである。

年齢的なものもあろうが…まだ5歳。
新しく妹か弟を迎え入れれば刺激になって、また元気な六実を取り戻してくれるだろうか…などと考えてみる。


夕暮れ時の散歩は、物思いにふける時間となった。


何気なく、六実がこちらを振り向く。

f:id:poorkunzz:20201124203147j:plain
元気…だそうね。
これから歩む道のりは、まだまだ長いんだから…


-おしまい-



※本ブログで発生した収益は、すべて「出逢いの森」等の保護犬愛護団体に寄付いたします😉
「出逢いの森HP」↓↓↓
deaimori.com



よかったら応援クリックしてね♪
↓↓↓
にほんブログ村 犬ブログ パグへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

パグランキング