前科を数えるとキリのない六実さん。
過去には、特別指名手配された実績もある。
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しかし先日、懲りずにまたしても犯罪に手を染めたことを報告せねばならぬ。
罪状は「窃盗罪」
犯行現場は「ドッグランMOMO」であった。
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休日の昼下がり、容疑者「六実」は飼い主二人と犯行現場を徘徊していた。
すると、飼い主・ぷあくんがポケットに入れていた布マスクを、いつの間にか落としてしまったことに目を付けた容疑者は、自らの口で咥えるなどの行為に及んだ。
クンクン…
持ち主・ぷあくんは、慌てて取り上げようとしたが、容疑者はこれ幸いと咥えて逃亡を図った。
返しなさいっ💦
この緊急事態に、ぷあくんは必死に追走して捕獲を試みるが、容疑者は矢のような速さでこれを回避する。
待ちなさいっ
中年男の追跡を嘲笑うかのように、容疑者は楽々と逃避行を続ける。
スイスイ
しかし、スピードはあってもスタミナのない容疑者は、しばらくすると一呼吸で走る距離が短くなってきた。
惜しいっ💦
何度か容疑者のカラダに触れる局面もあったが、すんでのところで取り逃がす…
先に、ぷあくんの体力が尽きてきた😵
そこに満を持して登場したのが、鬼検事兼裁判官の「ゴンチ」である。
ノシノシ容疑者に近寄り、恐ろしい恫喝を浴びせる⚡
これにより、ヘビに睨まれたカエルのように硬直した容疑者は、易々と捕獲されるに至ったのだった。
現行犯逮捕💀
さあ…どう料理してやろうかのぅ💢
まな板の上のフナの如く観念した容疑者・六実さんは、涙ながらに助命を懇願する…
ごめんなちゃい😢
その後、仏の弁護士・ぷあくんの擁護もあり、かろうじで一命を取りとめた六実さんは、ドナドナ状態でおとなしく自宅へと連行されたのであった。
帰宅後、鬼検事兼裁判官・ゴンチの下した判決は「身も心も磨き上げる刑」であった。
浴室で、ぷあくんにカラダを洗い上げられた六実さんは、ゴンチによりドライヤーでしっかり乾かされる。
観念する六実さん…
カラダは、確かにキレイになった。
しかし…ココロまで美しくなったかどうかは、定かではないのであった。
－おしまい－
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