－ジアルジア物語－
六実さんは、気は強いがカラダは弱い。
いま思えば…我が家に、その貧弱なカラダを引っ提げてやって来た日から、その兆候はあったのだ。
六実さんが我が家に来た日について詳しくはこちら↓↓↓
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うちに来てから半月ほど経った頃だろうか…軟便が続くようになり、なかなか収まらなくなったのである。
最初は、環境の変化によりストレスで体調を崩したのかな…くらいに考えていたが、日を追うにつれ便はいよいよ柔らかくなってゆき、ついには異常なまでに悪臭を放つようになってしまった。
しかも、一月以上普通にゴハンを食べているにも関わらず、カラダは貧弱なままで、体重も当初の1㎏台から一向に増えなかったのだ。
ダブダブのお召し物…
ここまでくると、さすがに病気を疑うようになって、菜々のかかりつけの動物病院に電話で様子を伝えると…「なるべく新しいウンチを取って、すぐに来るように」と、かなり深刻な口調で言われた。
ゴンチとぷあくんは、真っ青になって慌ててウンチと六実をクルマに乗せて、動物病院へすっ飛んで行ったのは言うまでもない。
検査結果は…六実の便から「ジアルジア」という寄生虫が確認された…というものだった。
この中に寄生虫がタンマリ入っていた💦
「ジアルジア」とは、犬や猫に多く見られる消化器官の寄生虫で、糞便を通して感染が広がるらしく、ペットショップなど多くの犬猫が密集する場所で大発生することもあるようだ。
こんなヤツ💢↓↓↓
参照:厚生労働省HP
そういえば…六実は東北地方から静岡まで、大勢の仲間と共に各地を転々としていた身であるゆえ、当然こういうこともありうると、心せねばならなかったのだ。
ぷあくんの、意識と知識の低さが露呈した一件である。
ただ、この「ジアルジア」には特効薬があるので、よほど手遅れにならない限り、心配はない。
六実も薬を1日2回、1週間しっかり飲み続けた結果完治して、その後はスクスク育ち、当初2kgにも満たなかった体重も、2,3か月後には3㎏～4㎏と順調に増えてゆき、1年も経つとパグのお手本のように太ってしまった💦
ふ、太い…
これを機会に、六実のカラダの様子には細心の注意を払うようになったが、この後もアレルギーやら目の感染症やらで、次々と病院のお世話になり続けている💦
とにかく、パグはお金がかかる❗
世の中の全てのパグラーが頷く叫びであろう。
しかし、決して裕福ではないくせに、ぷあ家では今度もパグ以外の愛犬は考えられなくなってしまっている。
これが、パグの魅力であり魔力なのであろう。
諦めるしかあるまい😔
アタチの魅力なのよ！
－おしまい－
