六実さんはアレルギー持ちである。
よって、食べ物には十分気をつけているが、それでもカイカイが頻発することがあって、何度も動物病院で検査を受けているが、決定的な原因究明には至らないでいる。
なんとかしてよ…
パグは犬の中でも皮膚病に罹りやすいといわれているが、六実も度々膿皮症が出るので、その度に薬を飲んだりシャンプーを多めにしている。
愛犬がカラダを痒がる姿は、見るに忍びない…
最近、また痒がる仕草が見られるようになった…
よって、せめてものカイカイ予防のため、これまで不定期もしくは対処的だったシャンプーを、週一回(日曜日に)欠かさず行うという「ぷあ規則」を制定して、断固それを遵守することとした次第である。
一般的に、犬はカラダを洗われることを嫌う。
六実さんも、ご多分に漏れず大のシャンプー嫌いである。
しかし、嫌がるからといって、愛犬のためにせねばならぬことをしないのは「優しさ」ではなく「甘さ」であり、食事をさせないことと同じくらい、飼育義務放棄であり虐待といえよう😔
先週末も夕方の散歩を終えてから、心を鬼にしてシャンプーを決行したのだった。
逃げ惑う六実さんを捕獲して浴室に強制連行すると、有無を言わせずシャンプーを開始する。
ごしごし
首回りもしっかり
シャンプーは、洗いよりすすぎのほうが重要である。
洗いの数倍の時間をかけて皮膚の隅々まで洗い流して、次なる試練…ドライヤー乾燥の舞台に場を移す。
ぶおぉぉぉお~
ガマンしてね😥
明らかに嫌がり、何度も逃亡を企てる六実さんをガッシリ掴んで逃さないゴンチの怪力は見事なものである😥
結局、カラダの隅々まで乾かして、ようやく解放されたのはシャンプーが始まってから約一時間後であった。
もっと前からシャンプーに慣れさせておけば、こんなに拒否られることもなかったのであろう…😔
しかし、どれほど嫌がろうとも、甘えを許さずカラダを清潔に保つことは、必ずやその子のためになるのだ。
そして、その積み重ねこそが、愛犬のためであると同時に、将来…飼い主としての…あの辛い「後悔」を軽減してくれる。
愛犬のためにすることは、最後に飼い主自身を助けるのである。