新型コロナが蔓延するなか、なかなか外出もしにくくなった今日この頃、過去の旅行を振り返ることが気分転換になれば精神衛生上もよかろうかと、これまでの旅先のあれこれを紐解く次第である。
労せずして高い山に登ることを良しとする、ゴンドラ女・ゴンチの快進撃は続いている。
但し…実をいうと、今回はゴンドラではなく、ロープウェイなのである💦
ゴンドラとロープウェイの違いは、知られているようで知られていない。
ゴンドラとは、正確には「ゴンドラリフト」といって、人が乗り込む小さめの客車が一本のワイヤーに何個もぶら下がっていて、ワイヤーの動きに合わせてすべての客車がエンドレスに回り続けている。
スキー場のリフトと理屈は同じである。
これに対して「ロープウェイ」は二本のワイヤーにデカい客車がぶら下がり、人が乗り降りしてから発車時刻表に従って一客車づつ出発するので、出発の時刻に並んだ乗客が行儀よく乗り込んでゆく。
一両しかない鉄道をイメージしてもらえれば理解は早かろう。
さて、前置きが長くなったが、今回ご紹介するのは、栃木県那須郡那須町にある「那須ロープウェイ」で、那須岳の中腹まで登ってゆくかなりデカいロープウェイである。
そしてなにより、このロープウェイは、条件付きだがペット同伴可能なのだ。
さっそく乗車することとしよう。
那須ロープウェイ山麓駅
乗車当日は、時刻表の確認もせず突進したぷあ家は、出発直前で慌てて飛び乗るように搭乗したのだった。
見上げる先にはロープウェイの到着駅が…
あの地点まで登ると考えただけで気分は高揚して、意気揚々と搭乗を果たした。
山麓駅がどんどん小さくなってゆく
周りの山々も雄々しく
断崖が勇壮である
そしてまもなく到着
ロープウェイの駅には、ペット用のレンタルカートがあるが、乗り降りをスムーズに行うためには自前のカートを用意しておいたほうがよかろう。
その時に気を付けるべきは、ペットはカラダ全体がケースに入って、頭や手足などが一部でも露出してはならぬので、人が抱えるスリングや蓋のないカートでは搭乗不可なのである。
と、いうてる間に那須岳の懐に降り立つ。
素晴らしい見晴らし✨
仁王立ちのぷあくん😆
しかし、ここは那須岳の序ノ口地点であった💦
山頂ははるか先
つづく登山道…
当時は若かったぷあくんは、頂上への到達を目論んだが、お◯ブ・ゴンチ&菜々さんの猛反対により断念せざるを得なかった…
お疲れの菜々さん
やむなく、記念碑の前で記念撮影📷️
ここまでの到達を祝して無理やりハイタッチ👏
こうして、那須岳の絶景を堪能した一行は、気分爽快に下山の途についた次第である。
当たり前だが、日本には他にもロープウェイやゴンドラはたくさんあって、ぷあ家では犬連れなしでも色々搭乗を果たしているが、犬連れOKの名の元に堂々と利用出来るところは、そう多くないのではなかろうか。
いうまでもなく、これらは運営会社の厚意によって成り立っているものなので、愛犬家は犬連れでない利用者以上にルールとマナーを遵守して、今以上に愛犬の行動範囲を広げることを目指したいものである。