シニア犬のケアは欠かせない。
犬を飼うにも、若いうちはご飯と散歩だけ気をつけておけば問題ないが、年を経て高齢になれば、あらゆる面で手がかかってくるものだ。
長生きすれば、全ての愛犬が迎えるシニア期。
シニア犬との生活の中における、ささやかな日常のケアを取り上げてみた。
我が家の特定介護指定愛犬・菜々様は、齢16となる真性の老犬である。
1日のほとんどを寝て過ごしているので、足腰は痛々しいほどに衰え、支えなしでは数分も立っていられない。
当然、トイレは常に介助を要する。
菜々の場合、後ろ足の筋力が顕著に落ちている。
ゲージの中でも、後ろ足の踏ん張りが利かないので、前足だけをヨタヨタと動かしてなんとか移動しようとするのだが、バランスを崩してすぐに倒れてしまう。
このまま何もしなければ関節が固まって、2度と立てなくなってしまうのでは…という懸念から、ゴンチは毎晩関節マッサージを施して、少しでも悪化を緩やかにしようと尽力している。
ぷあくんも、及ばずながら出来る限りのサポートをしているのだが…
では、いきますか?
菜々さんを横向きに抱っこして
アンヨを持って
伸ばーす
これを左右の足を交互に繰り返しているのだが、こうして関節に刺激を与えることで、少しでも足腰が楽になってくれないだろうか…
最後に満遍なくマッサージを…
こんな素人マッサージが何の役に立つかはわからぬが、少なくともこうしてカラダ全体で触れ合うことが、ココロとカラダに良い影響があるはず…と、身勝手に考えているのである。
と、菜々さんばかりかまっていると不機嫌になるのが、子ブタ…ではなく六実である💦
仕方ないので、君も何かケアしようかね😏
ほじほじ
犬の耳掃除には綿棒が便利だが、獣医いわく、綿棒を使うのはあまりよろしくないとのこと。
綿棒の先は固すぎて、耳の皮膚を傷つけてしまうそうだ。
よって、ぷあくんは明らかにデカい耳垢が確認された場合を除いては、外耳の外側をティッシュで軽く拭き取る程度にとどめて、綿棒を使った後には耳の外用薬も併せて塗っている…ということを付け加えておこう。
と、いうことで嫌いな耳掃除をされた六実さんは…
すねていた…😅
最近、菜々がゲージ内でお漏らしすることが増えてきた。
後始末はいいのだが、かつては必ずゲージのトイレで用を足して、決して自分の身体を汚さなかった菜々が、今ではお漏らしをした後に力尽きて、その上に倒れ込んでいる姿が、見るに忍びない。
しかし、犬は人間と違って過去を思い出して、今の自分を嘆いたりはしない。
犬は、今を全力で生きている。
飼い主は、愛犬の生きようとする気持ちを感じ取って、そっとサポートすればよいのだ。
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