ぷあ家には「西国三十三所巡り」というライフワークがある。
西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)とは、近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場(お寺)の総称であり、これらの霊場を参拝して御朱印(毛筆によるサインのようなもの)を受けて廻る巡礼行が、昨今人気を博しているようだ。
ぷあくんは、これを「人生版スタンプラリー」と位置付けている。
ぷあ家では、年数回これらのお寺を参拝して御朱印をもらって回っているのだが、当然犬が泊まれる宿の確保が必須となる。
今回は、4年ほど前に第一番霊場「那智山 青岸渡寺」にて、西国三十三箇所巡りのスタートを切った際に宿泊した宿を取り上げよう。
愛犬と泊まれる宿 -犬御殿-
南紀といえば、白浜海岸。南国の雰囲気漂う和歌山県は紀伊半島の先端近くの白浜町にその宿はあった。
その名前が「犬御殿」なだけあって、見た目から「お犬様、いらっしゃいませ」であった。
どんっ
太平洋に面するロケーションが素晴らしく、部屋から眺める景色は格別である。
うーむ、オーシャン✨
富士宮の自宅から、この紀伊半島の先っぽまでは、実に7時間に及ぶ長旅であった。
あたしゃ、もう疲れたよ…
へばる我が子に目もくれず風景に心奪われる中年女性
「犬御殿」の特筆すべき点は、立派な犬の預かり所があるところだ。
那智の滝で名高い「青岸渡寺」は、「犬御殿」から相当離れていて、参拝には丸一日かかるため、宿は一ヶ所に連泊して、中日を丸々参拝に当てることとした。
そして、お寺は基本的に犬連れ不可なので、菜々&六実をどこかに預けねばならない事情もあって、この犬預かり所完備を標榜する「犬御殿」がセレクトされたのである。
清潔感のある預り場所
到着の翌日、菜々と六実とのしばしのお別れ…
良い子にしてるのだぞ…
参拝の様子は割愛となる💦
機会があったら、いつか綴ってみようと思うのであった😅
なお、これが一番霊場「那智山 青岸渡寺」の御朱印である
夕方前には宿に戻り、菜々&六実と再会したが、案外平気だったようだ。
とりあえず、屋外ドッグランで伸び伸びさせることに。
建物の隣にかなり広いドッグランがあって、夕食前のひと時の運動にはもってこいだった。
これも、至福の時である
旅行先の楽しみといえば、やはり「食」であろう。
じゃん
海の幸山の幸の玉手箱であるっ🌊⛰️
愛娘たちを抱えて、これ以上なく旨いビール🍺
こうして、こころゆくまで旅の時間を楽しみ、この紀伊半島の愛犬同伴OKの宿「犬御殿」は、紀伊の国の秀逸宿として、ぷあくんの旅記録簿に明記されたのであった。
なお、「犬御殿」は、動物愛護団体により経営されている宿泊施設であり、保護犬をケアし里親を募集するなど、犬第一主義という愛犬家の心を惹き付けるポリシーの元運営されている。
この日、ぷあ家が「犬御殿」を利用したことが、僅かでも保護犬達の役に立てたなら、これに勝る喜びはあるまい。
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