ちょっとした日常的アクシデントがあった。
おばあちゃん犬・菜々が、ゲージの中でオシッコ&ウンチの濃厚カクテルお漏らしをしてしまったのだ💦
しかも、その上にノシッと座り込んでしまい、被害が拡大していたのである🔥
ここしばらくはなかった事態に、やや慌てたぷあ家だが、まあ慣れたことでもある。
ゴンチがゲージの後始末、ぷあくんが菜々さんの入浴と、それぞれ分担して手際よく対処する。
熟女(老女?)の入浴シーン😅
犬も年を取ると、ドライヤーを使ってもなかなかカラダが乾かないので、洗うよりも乾かす方が苦戦する。
ドライヤー後もまだ少し湿っているため、しばらくはご休憩。
やれやれの菜々さん
放置された六実さんは、やや不機嫌…
カラダのあちこちにガタがきている菜々さん。
入浴後のサッパリしたところで、身体中を触って簡易健康診断を試みた。
口の腫れは小康状態の様子…
口の腫れが酷くなると、テキメンに食が細くなるので油断ならぬ。
そして、ぷあくんは、菜々さんの左の喉元に大きなシコリがあるのを発見してしまった…
この年になると、不治の病の一つや二つは、すでに体内に宿っているであろうことは覚悟しているものの、実際にその兆候を感じ取ってしまうと、少なからず愕然としてしまう。
一応、獣医には診せるつもりだが、万一重病の宣告を受けたとしても、緩和ケアはともかく、身体に負担のかかる積極的な治療はしないつもりである。
きっと、厳しい病名を告げられることだろう。
もし元通り治るのなら、どんな苦痛にも耐えて健康を取り戻して欲しいし、飼い主として愛犬と共に病に立ち向かうだろう。
しかし、重病の高齢犬に対する積極的治療は、むしろ害を与えると考えるのだ。
「害」とは、「命を縮める」という意味だけではない。
一年ほど前、菜々の太ももに大豆ほどの腫瘍が確認された時、抗がん剤を数回に分けて服用したが、この療養期間の菜々の具合の悪さは、見ているのも耐え難いものがあった。
「クオリティ・オブ ・ライフ」という言葉がある。
「生活(人生)の質」という意味だが、「人生の価値」とも解釈できよう。
良質な「クオリティ・オブ・ライフ」は、長寿に勝る。
苦しむためだけの時間は、過ごして欲しくない。
価値ある命を全うして欲しいのだ。
菜々さん…
ウンション被害ならいくらでも発生させていいから、少しでも長く、そして穏やかに過ごしてね…
ん、なぁに?
ここからは、これまで以上に一日一日が凝縮した思い出となるものと、覚悟せねばなるまい。
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