ぷあくんの日々

人と犬が幸せに暮らすために役立つ情報を発信します。

愛犬の介護を考える

昨夜、実家のオカンから相談の電話があった。

飼い犬・タクの介護が、かなり厳しいようだ。
夜、遅くまで大声で吠え続け、朝方になって力尽きてようやく眠りにつく…そんな毎日のようだ。

今年18歳。もう目も見えず耳も聞こえず、足腰も立たないため、用を足すにも外まで抱えて行って介助しなければならないとのこと。


オカンは、今年75歳。
しかも、股関節を悪くしており、近々手術を予定している。
今年80歳の親父も健康がすぐれず、タクの介護を十分に担えないため、負担がオカンにのし掛かっているようだ。


話の中で、何度も「安楽死」という言葉が出てきた。


そのワードを口にするたび、慌てて「そんなことは出来ない」と打ち消す様が、実情の厳しさをにじませる。


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1年前のタクと菜々…


老犬ホームへ入れることを、勧めた。

ネットで調べると、実家の近くに要介護の老犬でも預かってくれる施設があったのだ。
「費用はこっちで負担するから、オカン自身のために短期間でも手を離しては…」と、提案してみた。


「一度、話を聞いてみる…」

オカンの声は、少し和らいだ。



電話が終わると、ゴンチと一緒に傍らの菜々を撫でた。

菜々も、来月16歳になる。
他人事ではない。

ゴンチには、菜々を手厚く介護して、最期は必ず看取れるように、今の仕事を早期退職することも勧めているのだが、なかなか踏ん切りがつかない様子である。

無理もない。
人も犬も、年を取ると生活の変化への対応が難しくなるものだ。


「あと2,3年は頑張ってくれるかな?」

二人で、菜々に問いかけてみる。


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キョトンとしていた。




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