さて、再びアレルギー検査である。
採血検査は見るに忍びない辛いものであるが、心を鬼にして受けねばなるまい。
検査の日は、朝ごはんを抜かなくてはならない…
パグ飼いには、これもまた辛いことである…
待合室で不安そうな六実さん…
目の前には診察室が…
しばらくして、首根っこ押さえつけられ、タップリ血を抜き取られた六実さん…
見ているほうが辛かった…
その後、タップリご飯とオヤツをあげたのは言うまでもない。
こうして、再び判定された検査結果は、衝撃的なものであった。
どんっ!
豚肉OK、鶏肉OK、牛肉NG、羊肉NG、牛乳NG…
なんと、1回目の検査と真逆なものだった。
検査方法が異なるとはいえ、なんとも困惑する結果になってしまった。
ちなみに、今回は2通りの検査を依頼していて、すぐに結果の出る検査では、かくのごときであったが、もうひとつの時間がかかる検査(リンパ球検査というらしい)は、まだ結果待ちの状態である。
前回の検査では問題ないとされた牛肉が、今回はNGだった…
これについては、思い当たる節がある。
前回の検査を踏まえ、牛肉は大丈夫とのことで張り切って買い込んだビーフ系フードとおやつの数々であったが、与えているうちにゴンチが不審な点に気がついたのだ。
「ビーフを食べた後のカイカイ(痒がること)がひどいような気がするんだけど…」
そう言われて、しばらくビーフを控えてみると、確かにカイカイの頻度は少なくなったように感じていた。
気にすれば、何でも気になってしまうのが人の性であるが、それに加えて、この検査結果である。
もちろん、最初の検査がデタラメとは思わない。
しかし、そもそもアレルギー検査自体が、かなり曖昧なものという話があるのも事実。
ここにきて、我が家では一つの結論に至る。
検査結果は重要だが、これはあくまで参考情報と考える。
実際の食事等の選択は、愛犬を最も近くで観察している飼い主が、全責任をもって行うべきである。
当たり前のことなのだが、飼い主は責任を負いたくない気持ちも手伝って、いつの間にか他人(病院)を盲信する傾向がある。
最終的には、リンパ球検査の結果を待つところだが、現時点では、長年食べ続けてきたダイエットフードに切り替え、常に注意を怠らず、何があっても自分達の責任と割り切って、六実の世話を続けていく所存である。
ちなみに、ここ数週間を経過して、六実さんのウンチは質・量共に元通りとなり、カイカイも小康状態を保っている次第である。