深夜…何度も目が覚めて、菜々を見る。 もう流動食も水も受け付けず…呼吸だけしている。弱々しく横腹が膨らんでは、萎み…それだけが菜々の命の証として続いている。 少しずつ静かになっていく… 命の灯火は、わずかな空気の流れにも抗えないほどに心細く揺らめ…
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